手作り無音ハンダ吸い取り器
- 2020/04/13
- 01:17
電子工作では、ハンダを吸い取る必要がある事が多々あります。
主には部品を取り外す際に使うと思います。
私が使っているのは、
これとか、
これとか、

これ、
です
電動で吸い取るタイプは最強なのですが、ネガティブ要素としては、『場所が必要、常時通電は電気代が気になる、音が・・・キチ〇ガイ』といった点になります。
バネ式の物は、手軽で便利なのですが、ネガティブ要素としては、『スッポンした時に、勢いでズレるのでイライラする、不定期なスッポン音もイライラする』といった事があります。
線式のものは、お手軽ですし、表面実装部品などを扱う時に便利なのですが、通常の利用では物足りない事が多いです。あとやけどまではいかないけど、熱くて嫌な思いをする。。。
そこで、何か、
吸い込むことができる物は無いかと100均で探してみると・・・
ありました、以前買って持っておりました・・ ホコリをシュシュっと飛ばすものです。
ブロアーですね・・
カメラのレンズ掃除などに使われている方もおられるのではないでしょうか?
本来吹き付ける目的に使われるものですが、吸い込むこともできなくはありません。
先端の穴が小さいので2.5mm~3mm程度のドリルで広げます
シリコンチューブを用意します。
先端にかぶせます。少し石鹸などを付けると取り付けやすいです。
完成です。見た感じ、シリコンチューブが取れそうでしょ? これが、、引っ張っても取れないんですよ!! 不思議!
ハンダを溶かした部分に先端を付けて吸い取ります。ポンプを押すと空気が噴出し離すと吸い込みますので、ハンダ部分に近付ける前にポンプを押し込んでおいて、ハンダに接触したら離します。
コツとしては、吸い込む際にポンプの上の空気穴を指で塞いでおくと吸い込みが強いのでFBです。
作った後は、毎朝、下記の様に素振りをしてください。1年の続ければ誰も追随できなくなるでしょう。
時々先端にハンダがつまります。スッポンタイプと同じですね。
吸い込まれたハンダは、時々分解して取り出します。先端から細い針などで突っつくとボロボロと出てきます。私はピンセットの先端を使いました。 当初懸念していましたが、問題になるレベルでは無かったです。
ごみを吸収しやすくするためにスチールたわしを入れたりしましたが、結局無いほうがFBでした。
プラスチックやゴムのポンプが溶けて危険な事になったといった事は今の所ありませんでした(今のところww)。
吸い込む勢いで吸い込まれた直後に固まってしまい、粒状になります。
本手作りハンダ吸い取り器のメリット
① スッポンで困っていた動作時の先端部分のブレが無い
② 電動タイプで困っていた場所や電気代の心配が無い
思いがけない副産物
③ 空気の吹き付けもできる
時々溶かしたハンダを空気で吹き飛ばしたい時があります。 吸い取り機だと先端が太くてうまく密着できない時やスルーホールに詰まっているときなどです。ある程度慣れが必要ですし、基板や周囲が汚れる可能性がりますし、危険を伴うので素人さんにはお勧めできません(と・・じーちゃんが言ってた)。
④ 極めつけ! 静か!!
電動式だと家族が発狂します。 スッポン式でも家族が発狂します(深夜2時頃に使うのは勇気がいります)。 線式は吸い込みが甘く私が発狂します! このブロアーを改造した方式は、なんと『無音』であります。これって、マジ、すごくないですか? 世界平和への第一歩です。 SRN方式w
ということで、何か非常に困ったことが起きてそれを解決したというより、気軽に遊びでやってっみたという話でした。
時々、意味もなくやってみる事から次の作品のヒントが生まれたりしますww
お試しの際は自己責任でお願いします。
主には部品を取り外す際に使うと思います。
私が使っているのは、
これとか、


これとか、

これ、

です
電動で吸い取るタイプは最強なのですが、ネガティブ要素としては、『場所が必要、常時通電は電気代が気になる、音が・・・キチ〇ガイ』といった点になります。
バネ式の物は、手軽で便利なのですが、ネガティブ要素としては、『スッポンした時に、勢いでズレるのでイライラする、不定期なスッポン音もイライラする』といった事があります。
線式のものは、お手軽ですし、表面実装部品などを扱う時に便利なのですが、通常の利用では物足りない事が多いです。あとやけどまではいかないけど、熱くて嫌な思いをする。。。
そこで、何か、
吸い込むことができる物は無いかと100均で探してみると・・・
ありました、以前買って持っておりました・・ ホコリをシュシュっと飛ばすものです。
ブロアーですね・・
カメラのレンズ掃除などに使われている方もおられるのではないでしょうか?

本来吹き付ける目的に使われるものですが、吸い込むこともできなくはありません。
先端の穴が小さいので2.5mm~3mm程度のドリルで広げます

シリコンチューブを用意します。
先端にかぶせます。少し石鹸などを付けると取り付けやすいです。


完成です。見た感じ、シリコンチューブが取れそうでしょ? これが、、引っ張っても取れないんですよ!! 不思議!
ハンダを溶かした部分に先端を付けて吸い取ります。ポンプを押すと空気が噴出し離すと吸い込みますので、ハンダ部分に近付ける前にポンプを押し込んでおいて、ハンダに接触したら離します。
コツとしては、吸い込む際にポンプの上の空気穴を指で塞いでおくと吸い込みが強いのでFBです。
作った後は、毎朝、下記の様に素振りをしてください。1年の続ければ誰も追随できなくなるでしょう。
時々先端にハンダがつまります。スッポンタイプと同じですね。
吸い込まれたハンダは、時々分解して取り出します。先端から細い針などで突っつくとボロボロと出てきます。私はピンセットの先端を使いました。 当初懸念していましたが、問題になるレベルでは無かったです。
ごみを吸収しやすくするためにスチールたわしを入れたりしましたが、結局無いほうがFBでした。
プラスチックやゴムのポンプが溶けて危険な事になったといった事は今の所ありませんでした(今のところww)。
吸い込む勢いで吸い込まれた直後に固まってしまい、粒状になります。
本手作りハンダ吸い取り器のメリット
① スッポンで困っていた動作時の先端部分のブレが無い
② 電動タイプで困っていた場所や電気代の心配が無い
思いがけない副産物
③ 空気の吹き付けもできる
時々溶かしたハンダを空気で吹き飛ばしたい時があります。 吸い取り機だと先端が太くてうまく密着できない時やスルーホールに詰まっているときなどです。ある程度慣れが必要ですし、基板や周囲が汚れる可能性がりますし、危険を伴うので素人さんにはお勧めできません(と・・じーちゃんが言ってた)。
④ 極めつけ! 静か!!
電動式だと家族が発狂します。 スッポン式でも家族が発狂します(深夜2時頃に使うのは勇気がいります)。 線式は吸い込みが甘く私が発狂します! このブロアーを改造した方式は、なんと『無音』であります。これって、マジ、すごくないですか? 世界平和への第一歩です。 SRN方式w
ということで、何か非常に困ったことが起きてそれを解決したというより、気軽に遊びでやってっみたという話でした。
時々、意味もなくやってみる事から次の作品のヒントが生まれたりしますww
お試しの際は自己責任でお願いします。
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