アマチュア業務の拡大について!!
- 2020/10/27
- 19:01
総務省は、電波法関係省令および告示等の改正案を出されました。
JARL及びJARDより、アマチュア無線の振興のために総務省に働きかけがされました。 JARL及びJARDの成果といっても過言ではないと思います。 団体の力を見せつけられました。凄いです。
総務省提示の法改正内容はこちらです。 1、2 ←難しいのが苦手な方は、2番をクリック!
中身は、下記の2点です。
「アマチュア無線を社会貢献活動で活用できるようにする」
「小中学生のアマチュア無線の体験機会を拡大する」
社会貢献活動ができる部分について、将来何が起きるかを、まとめ、ポジティブマインド、ネガティブマインドで整理してみました。 お酒が入って気分が高ぶると、ポジティブマインドを予想しています。 一人寂しく、CQ出しても相手がいない時はネガティブマインドで予想しています。
賛成や反対を迫ったりする気は全くございません。一応、作品として提示しますので、受け手で色々お考えいただければ嬉しいのであります。
ネットでは、様々な意見が出ており、さすがアマチュア無線家!!!と誇りに思います。
自分が良くわかっていないので、可視化してみた!というのが本音です。絵が間違っていたらごめんなさい。
①まとめ
アマチュア業務の範囲が拡大されるという話です。人によっては、これまでも違法ではなかったよ!と言われます。でも人によっては違法です!!と言われます。つまり気持ちが悪い領域でした。 今回の改正ではっきりさせられるという事ですね。 報酬や謝礼が金銭的利益にならない(実費を頂く)という解釈がされるのでしょうね。

※クリックしてみてください。
②ポジティブに考えよう!!
ポジティブに考えると、アマチュア無線マーケット全体が活性化してパイが広がり、既存のアマチュア無線家にとって非常にFBな状態になります。 無線機メーカーが倒産する心配がなくなり、無線機価格は下がり、JARLの赤字も解消されるでしょう。 昭和の賑わいを取り戻す可能性もゼロではありません。JARL会員も50万人や100万人、いや1000万人に急増するかもしれません。50MHzも53MHz台までチャネルが使われていて空きが無い状態になるかもしれません。 すごい事になる可能性がゼロではないのです。

※クリックしてみてください。
③ネガティブに考えたら?
ネガティブに考えるとマズイです。既存のアマチュア無線家と新規参入のボランティアを主とするアマチュア無線家で摩擦が起きます。問題が大きくなると、ボランティアというポジティブな名前を持っているだけに、ボランティア側が守られる結果になるかもしれません。 そうなると、既存のアマチュア無線側が規制されるかもしれません。 『ボランティアや地域活動に用いられる無線通信に混信を与える場合は、すみやかに電波の発射を停止しなければならない』となるかもしれません。 ネガティブすぎますかね? ごめんなさい。

※クリックして見てください。
何が起きるのか・・ 改正されてもマクロでは何も起きないという確率が高いとの噂も・・
受け止め方は様々だと思います。 当初自分用に作って各局に添削をしてもらったものですが、こちらが、皆様にとって考える切っ掛けになればと思っています。
パブコメも強制ではなです。出さないからと言って非難されるような事でもありませんのでご安心ください。
お好きなようにされればOKなのです。
https://www.hamlife.jp/2020/10/15/soumusyo-pubcome-ham-seibi/
その後、ツイッターや掲示板を中心に発言を集めました。 前半は、FBな事が多いじゃないですか! 良い改正です! しかし・・・ 後半は・・ いくらなんでも、皆さん誠実な方がほとんどなので、そこまで酷い事にはならないでしょうとは思います。私、お花畑ですかね・・
JARL及びJARDより、アマチュア無線の振興のために総務省に働きかけがされました。 JARL及びJARDの成果といっても過言ではないと思います。 団体の力を見せつけられました。凄いです。
総務省提示の法改正内容はこちらです。 1、2 ←難しいのが苦手な方は、2番をクリック!
中身は、下記の2点です。
「アマチュア無線を社会貢献活動で活用できるようにする」
「小中学生のアマチュア無線の体験機会を拡大する」
社会貢献活動ができる部分について、将来何が起きるかを、まとめ、ポジティブマインド、ネガティブマインドで整理してみました。 お酒が入って気分が高ぶると、ポジティブマインドを予想しています。 一人寂しく、CQ出しても相手がいない時はネガティブマインドで予想しています。
賛成や反対を迫ったりする気は全くございません。一応、作品として提示しますので、受け手で色々お考えいただければ嬉しいのであります。
ネットでは、様々な意見が出ており、さすがアマチュア無線家!!!と誇りに思います。
自分が良くわかっていないので、可視化してみた!というのが本音です。絵が間違っていたらごめんなさい。
①まとめ
アマチュア業務の範囲が拡大されるという話です。人によっては、これまでも違法ではなかったよ!と言われます。でも人によっては違法です!!と言われます。つまり気持ちが悪い領域でした。 今回の改正ではっきりさせられるという事ですね。 報酬や謝礼が金銭的利益にならない(実費を頂く)という解釈がされるのでしょうね。

※クリックしてみてください。
②ポジティブに考えよう!!
ポジティブに考えると、アマチュア無線マーケット全体が活性化してパイが広がり、既存のアマチュア無線家にとって非常にFBな状態になります。 無線機メーカーが倒産する心配がなくなり、無線機価格は下がり、JARLの赤字も解消されるでしょう。 昭和の賑わいを取り戻す可能性もゼロではありません。JARL会員も50万人や100万人、いや1000万人に急増するかもしれません。50MHzも53MHz台までチャネルが使われていて空きが無い状態になるかもしれません。 すごい事になる可能性がゼロではないのです。

※クリックしてみてください。
③ネガティブに考えたら?
ネガティブに考えるとマズイです。既存のアマチュア無線家と新規参入のボランティアを主とするアマチュア無線家で摩擦が起きます。問題が大きくなると、ボランティアというポジティブな名前を持っているだけに、ボランティア側が守られる結果になるかもしれません。 そうなると、既存のアマチュア無線側が規制されるかもしれません。 『ボランティアや地域活動に用いられる無線通信に混信を与える場合は、すみやかに電波の発射を停止しなければならない』となるかもしれません。 ネガティブすぎますかね? ごめんなさい。

※クリックして見てください。
何が起きるのか・・ 改正されてもマクロでは何も起きないという確率が高いとの噂も・・
受け止め方は様々だと思います。 当初自分用に作って各局に添削をしてもらったものですが、こちらが、皆様にとって考える切っ掛けになればと思っています。
パブコメも強制ではなです。出さないからと言って非難されるような事でもありませんのでご安心ください。
お好きなようにされればOKなのです。
https://www.hamlife.jp/2020/10/15/soumusyo-pubcome-ham-seibi/
その後、ツイッターや掲示板を中心に発言を集めました。 前半は、FBな事が多いじゃないですか! 良い改正です! しかし・・・ 後半は・・ いくらなんでも、皆さん誠実な方がほとんどなので、そこまで酷い事にはならないでしょうとは思います。私、お花畑ですかね・・
- アマチュア無線人口が増加 (FB!)
- 全国のボランティア、国や地方公共団体の事業である公共事業を受注した企業の職員、受注した企業の下請けとなる企業の社員や個人事、多くの方がアマチュア無線の免許取得する。結果として、アマチュア無線人口が増える。つまりアマチュア無線マーケットが拡大する。
- 講習会の敷居が下がる(FB!)
- 大量の受講ニーズを満たすために、講習会が増える。現行の最低価格9000円(団体)が市場競争も手伝って下がる。。大手ボランティア団体が、許可を受けボランティアで養成講習を始める。受講料は手数料のみとなり価格破壊が進む。
- JARL会員が増える(FB!)
- JARLもボランティア・地域活動の方々を取り込む施策を行いう事になるので、相当数の会員が増加する
- 無線機の価格が下がる(FB!)
- マーケットが拡大されメーカーの競争が激しくなりハンディー機の価格が下がる。モービル機や固定機のアップセルも期待でき、結果として価格が下がる。
- 違法局の取り締まりができない
- ボランティアか社会貢献か違法局かの見分けができなくなり、実質、総通による取り締まりができなくなる。基本、取り締まりはされなくなる。ダントラと言われる方々も免許を得て合法的に通信をするようになるが合法になり取り締まれない。(すでに取り締まりができていない状態からさらに悪化する)
- バンドプラン逸脱局が増える
- バンドプランを理解できていないボランティア・社会貢献通信を主とする局が増え、他の通信に混信を与える。トラブルが頻発し刑事事件に発展するケースも出てくる。昭和時代のレピーター事件が各地で頻発する。
- チャネル固定が増える
- ボランティア・社会貢献で使われる方にはニューカマーも多い事と、メインで指定帝QSYは効率が悪いので、基本固定チャネルとなる。 〇〇消防団は433.22固定といったイメージ。そうなると自由に使えるチャネルが減る事になる。24時間交代制でチャネルを守る組織なども出てくる。(昭和のパーソナルのイメージ)
- ボランティア・社会貢献通信の保護
- ボランティアや地域活動のための通信がより重要であるため、混信を与える場合に他の局は電波を速やかに停止するとの法改正がされる。ボランティアや地域活動をするためのバンドプランが既存バンドプランから作られる。結果としてこれまでの業務視点からするとバンドプラン縮小になる。これを発端にボランティア優先の方向に流れる。(おしゃべり遊びよりも、人命を預かっている消防団が上なのは当然だろう!との解釈)
- 報酬ポリス
- ボランティアや地域活動の報酬の内容によっては『金銭的利益・・・』に抵触する。報酬の種類や金額を調べてネットにさらしていく『報酬ポリスボランティア』が流行する。
- D-Startレピーターの利用率増加
- 利用率が数パーセントと言われているD-Starレピーターが、ボランティアや地域活動などへの業務拡大で利用者が急増し、レピーターの利用率が高まる。やまかけ機能はボランティアや地域活動に非常に有効。
- 簡易レピーター解禁
- ID-31などの小型ハンディー機にD-Star山掛けレピーター機能の実装がされ個人局で開設する事が許可される
- チンピラ局
- 意図的に喧嘩をして楽しむ局が増える。 ①デジタルモードでコール債を設定して②バンドプランを守り③改正後の業務範囲と主張できれば、他は何でもできる。これを逆手に取り、適法内で運用し注意されるのを待って喧嘩をして楽しむというチンピラ局。(昭和の時代には少なからずおられました。)
- 危ない無線と言われる
- ボランティア、地域貢献、おしゃべり無線、そしてそららの間での摩擦によって、さまざまな問題が起きて、かつてのパーソナルなど比べ物にならない無法地帯になっていき、刑事事件に発展する事も多くなってくる。そのうち、マスコミ報道などもされるようになり、それを切っ掛けに【役に立たない道楽のアマチュア無線が既得権で周波数を独占しているのはおかしい】との話になっていき、大幅な権利剥奪の方向へ進む。
- HFもボランティアや地域貢献交信が増える
- アマチュア無線に復讐
- アマチュア無線が大好きで楽しんでいたけど、なんらかの悲劇な体験があり、アマチュア無線を恨みに思って、毎日妨害活動をする方がおられます。実は少なくありません。この恨みパワーはすごいのです。10年毎日続けられるくらいのパワーです。そんなアマチュア無線を知り尽くしたそんな方が、ボランティア利用を促進し法律の範囲内で問題が無いように広げていく活動をしたらどうなるでしょうか。アマチュア無線はボランティアがメインでおしゃべりはサブという時代が来てしまうかもしれません。
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