㉑ おかもち無線機 アンテナ切替器
- 2021/06/06
- 18:20
ロッドアンテナを基本としながらも、外部アンテナを接続できるポートがあると何かと便利です。
以前、デカテンを作った際にも、ロッドアンテナに加え、BNC端子を取り付けスイッチで切り替えられる様にしていました。

特に便利なのが、シャック内での動作試験です。 ロッドアンテナのみである場合、ダミーロードなどは取り付けができません。 スイッチで外部ポートを選択できると、ダミーロードを接続した試験などを容易に行う事が可能になりとても便利です。
今回も切り替えられるようにします。

切り替え用のSWの取り付け場所は、
① 同軸があまり長くなりすぎない事
② 運搬時や運用時に邪魔にならないこと(ぶつけて故障なども考えられます)
③ 運用時にスイッチの設定間違いに気が付く事
(何もつけていない外部ポートを選択し送信なんて事になったら大変です
④ 操作が容易である事
などを考慮する必要があります。
デカテンの場合は、筐体が小さいので、特に悩みませんでした。
今回の『おかもち無線』の場合は、筐体が大きいので悩みました。
<トグルスイッチ方式>
> ① 同軸があまり長くなりすぎない事
おかもち上部にMコネを取り付けましたので、その周辺にSWを取り付ける事になります。 トグルスイッチであれば確実ですし、コストも抑えられます。
> ② 運搬時や運用時に邪魔にならないこと(ぶつけて故障なども考えられます)
トグルスイッチをMコネ周辺に取り付けると、邪魔になる可能性があります。ぶつけて壊してしまう可能性もあります。この点は問題になります。
> ③ 運用時にスイッチの設定間違いに気が付く事
同様にトグルスイッチをMコネ周辺に取り付けると、パネルに向かって運用していると、誤設定に気が付かない可能性があります。この点も問題です。
>④ 操作が容易である事
切り替え自体は簡単ですが、操作パネルに近くないので、切り替えが面倒になります。
ということで、トグルスイッチは諦めました。
<手動同軸切替器方式>
> ① 同軸があまり長くなりすぎない事
背面近くに設置すれば同軸は長くなりませんのでFBです。
> ② 運搬時や運用時に邪魔にならないこと(ぶつけて故障なども考えられます)
背面に付けた切替器の操作部分を、おかもちに穴をあけて外に出すと、トグルスイッチ同様に問題になってしまいます。
> ③ 運用時にスイッチの設定間違いに気が付く事
トグルスイッチ同様に気か付きにくいです。
>④ 操作が容易である事
切替器を手動で操作する必要があります。 背面に設置すると操作は容易ではなくなってしまいます。
ということで、この方法もパスしました。
<リレー式同軸切替器方式>
> ① 同軸があまり長くなりすぎない事
背面近くに設置すれば同軸は長くなりませんのでFBです。
> ② 運搬時や運用時に邪魔にならないこと(ぶつけて故障なども考えられます)
リレー式の場合、切り替え操作は小型のスイッチで可能です。そのスイッチを前面のパネルに設置すれば問題にはなりません。おかもちの蓋をしめると中に隠れてしまいます。
> ③ 運用時にスイッチの設定間違いに気が付く事
前面のパネルに取り付ければ、運用時に気が付きやすいです。
さらにLED付きのスイッチにしておけば間違いはありません。
>④ 操作が容易である事
操作はスイッチ1つなので簡単です。力も不要です。
ということで、
結論として、
リレー式の同軸切替器を使う事にしました。
そこで、リレー式の同軸切替器を探しました。50Wに耐えられる物が対象です。
そこで見つけたのが、大進無線さんのリレー式同軸切替器です。そういえば、以前から気になっていて、マネして作ってみようかなーと思っていたんです。さっそくポチりました。

待つこと数日、、、
届いた切替器を取り付けました。設置場所には悩みましたが、とりあえず、1階の奥にスペースがありますので、そこに置いています。

つづき→
以前、デカテンを作った際にも、ロッドアンテナに加え、BNC端子を取り付けスイッチで切り替えられる様にしていました。

特に便利なのが、シャック内での動作試験です。 ロッドアンテナのみである場合、ダミーロードなどは取り付けができません。 スイッチで外部ポートを選択できると、ダミーロードを接続した試験などを容易に行う事が可能になりとても便利です。
今回も切り替えられるようにします。

切り替え用のSWの取り付け場所は、
① 同軸があまり長くなりすぎない事
② 運搬時や運用時に邪魔にならないこと(ぶつけて故障なども考えられます)
③ 運用時にスイッチの設定間違いに気が付く事
(何もつけていない外部ポートを選択し送信なんて事になったら大変です
④ 操作が容易である事
などを考慮する必要があります。
デカテンの場合は、筐体が小さいので、特に悩みませんでした。
今回の『おかもち無線』の場合は、筐体が大きいので悩みました。
<トグルスイッチ方式>
> ① 同軸があまり長くなりすぎない事
おかもち上部にMコネを取り付けましたので、その周辺にSWを取り付ける事になります。 トグルスイッチであれば確実ですし、コストも抑えられます。
> ② 運搬時や運用時に邪魔にならないこと(ぶつけて故障なども考えられます)
トグルスイッチをMコネ周辺に取り付けると、邪魔になる可能性があります。ぶつけて壊してしまう可能性もあります。この点は問題になります。
> ③ 運用時にスイッチの設定間違いに気が付く事
同様にトグルスイッチをMコネ周辺に取り付けると、パネルに向かって運用していると、誤設定に気が付かない可能性があります。この点も問題です。
>④ 操作が容易である事
切り替え自体は簡単ですが、操作パネルに近くないので、切り替えが面倒になります。
ということで、トグルスイッチは諦めました。
<手動同軸切替器方式>
> ① 同軸があまり長くなりすぎない事
背面近くに設置すれば同軸は長くなりませんのでFBです。
> ② 運搬時や運用時に邪魔にならないこと(ぶつけて故障なども考えられます)
背面に付けた切替器の操作部分を、おかもちに穴をあけて外に出すと、トグルスイッチ同様に問題になってしまいます。
> ③ 運用時にスイッチの設定間違いに気が付く事
トグルスイッチ同様に気か付きにくいです。
>④ 操作が容易である事
切替器を手動で操作する必要があります。 背面に設置すると操作は容易ではなくなってしまいます。
ということで、この方法もパスしました。
<リレー式同軸切替器方式>
> ① 同軸があまり長くなりすぎない事
背面近くに設置すれば同軸は長くなりませんのでFBです。
> ② 運搬時や運用時に邪魔にならないこと(ぶつけて故障なども考えられます)
リレー式の場合、切り替え操作は小型のスイッチで可能です。そのスイッチを前面のパネルに設置すれば問題にはなりません。おかもちの蓋をしめると中に隠れてしまいます。
> ③ 運用時にスイッチの設定間違いに気が付く事
前面のパネルに取り付ければ、運用時に気が付きやすいです。
さらにLED付きのスイッチにしておけば間違いはありません。
>④ 操作が容易である事
操作はスイッチ1つなので簡単です。力も不要です。
ということで、
結論として、
リレー式の同軸切替器を使う事にしました。
そこで、リレー式の同軸切替器を探しました。50Wに耐えられる物が対象です。
そこで見つけたのが、大進無線さんのリレー式同軸切替器です。そういえば、以前から気になっていて、マネして作ってみようかなーと思っていたんです。さっそくポチりました。

待つこと数日、、、
届いた切替器を取り付けました。設置場所には悩みましたが、とりあえず、1階の奥にスペースがありますので、そこに置いています。

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